武道館ファンミ「根性なき者は去れ!」

グッズ。グッズですよ。グッズの列のこと。

昼の開場時間より少し前くらいに現地到着したわけだけど、グッズ列どんな感じか見てあきらめましたよ。列の最後尾がどこだかすらチェックする気もおきませんでした。あんなに続いてんですね、こりゃムリですね。あっついし。と。

あれ?ちょっとした山にハイキングですか?みたいなかんじのグッズ列並んでるみなさんの写真を見ましたけど、いったいどのあたりまで列があったのでしょうか。とにかく、列、アウトレイジアス。東京ドーム、去年のファンミ、そして今年のファンミ。わたくしたち、同じことの繰り返しであります。

根性もガッツもないわたしたちは列の凄味に恐れおののき、すごすごと去りましたよ。あっついし。



別にグッズ買わなきゃ!ってタイプの人じゃないんだけど、楽に買えるならTシャツとかタオルとか買いますよ、普段も使えるし、なわけですが、ねえ。いやペンライトも買いますけど、東京ドームは会場内で売ってたけど、去年今年とファンミでは会場内で売ってなかったから買えませんでしたよ。

そんなわけでわたくしたち去年のKARASIAペンライトでしたよ。もっと去年の使う人が多いかと思ったけど意外とみんな今回のペンライト持ってて驚いた。みんなちゃんと買えたのね。


てかペンライト予約もあったか。そうそう思い出した。グッズ予約した人用の列も十分に「根性なき者は去れ!」だった。わたくしたちにとっては。

なんか、3時間30分以上並んでやっと売り場についたらいろいろ売り切れだった上に、予約のペンライトのため予約列にも後から並んだって人の話をみて、世の酷薄さというか、この荒涼とした無情な世界、なんか最近ひさしぶりに観たんですが黒澤明の『乱』のような気分になりました。

(てか、今、4時間以上並んで買いたいもの売り切れで買えずさらにその後予約列に並んだって猛者様の話を見ました。おそろしすぎる世です。)



んでまあ、自分らですが、帰りは空いてるからなんか買いましょうかと掲示ボード見たらソールドアウトばっかじゃん、と。だいぶはやくソールドアウトしまくってたようで。あいかわらずだなあ、と。

もう少しねえ、根性もガッツもなくても楽に買えるようにした方がいいんじゃないでしょうか、基本的にグッズあんま興味ないこんなわたくしたちでも一万二万くらい使わせること可能なわけで、商機を逸してるよなあ、とか思ったりしたけど、帰りなら楽に買えるのだから、わたくしたちが買えなかったのは、根性うんぬんのせいではなくそもそもの数/量のせいか。ソールドアウトしまくってるということは根性問題とはあんま関係ないか。需要予測の問題か。



というか、せっかくのファンミなのに、こんなことブログで書いててアホかと思うけど、まあまともなことは他のみなさんがあちらこちらで書いてるでしょうしね。


というか、少しだけとりあえず。


自分としては、しんみり系で内輪気分みたいなものより、ノリノリ明るいエンタメショーを観たいなあ、というタイプなわけですが(いや、普通にしんみり系でもウルウルうわーんえーんってかんじなわけですがもちろん。ようするに、なんでもいいけど、どっちかといえばってことね)、そういうわけで、とにかくSTEP最高。

というか、ノリノリの曲やってイエーイエーやらせとけばそれだけでみんな喜んで満足するでしょ、わたくしのような多くのKARAのファンは。



そうそう、今ありね。歌詞知らねーお、とか思ったわけだけど(どんな曲でも歌詞おぼえられない人なわたくしであります)、みなさんけっこう歌えてるんで驚いたし感動した。

せめて両脇のスクリーンには歌詞出してくれよ出してくれたら自分もちゃんと歌えるんだおー!と思ったけど、企画者、強気だなあ、と。まあ、多くのみんなが期待にこたえてちゃんと歌っててすごかったけど。女性と男性の声が見事なハーモニーというか合唱に綺麗になっててびっくりした。



そうそう、アンコールのKARAチャンコール。みなさん微妙に先走ってしまったようで、向こうからKARAの録音の声がかすかに聞こえてて、みんな、あれ?どうする?KARAの声をかき消しちゃっていいの?でもはじめちゃったんだからしょーがないよね?もう続けるしかないよね?的な雰囲気も最初ちょっとあっておもしろかった。



もう一つ。団扇隊に参加しました。団扇買えなかったんで、ずうずうしくも余分に持ってる方たちにお借りして。全員分2セットお借りしました。

団扇隊(コス隊も着ぐるみ隊も)すばらしいよねほんと。育まれたKARA文化、すばらしすぎる。

今回の場所もよかったよね。公園の緑に団扇隊が映える映える。とってもすばらしい写真がたくさんでほんとよかった。

そして、ギュリがツイートで感謝してた団扇隊動画、みました。あの演出はああいう風につながるのね、と。見事でした。



また付け足し。去年の「スクール」はガッツリ「スクール」してておまけにダダスベリの予想を覆す見事な出来(方向性の好き嫌いはともかく)だったと思うけど、今回の「アドベンチャー」は「スクール」のときよりもさらにダダスベリの予感だったわけですが、実際はアドベンチャー感ほとんどなく、それでよかったと思う。

ムリして欲張って(スクール感よりもやるとしたら難しくて寒そうな)アドベンチャー感を出してヤバイことになるよりは、あのくらいのかんじでちょうどよかったと思います。というか、KARAの企画力というか企画遂行能力、もう事前にほとんど心配する必要ないのかも、と思いました。