ひさしぶりの『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー 2』が意外におもしろかった。

子どもの頃にみた記憶では、一作目の『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』は普通におもしろくて好きだけど、パート2とパート3はなんだかなー感たっぷりだったのだけど、この前ひさしぶりにみたら、パート2なんかおもしろいんだけど。(元も子もない言い方すれば、観る前の期待の多い少ないの問題なだけってかんじもしますが。)

佳作といえるパート1(ほんとは傑作と言いたいのだけど昔の記憶でちゃんとはおぼえてないので佳作という控えめな表現にしときます)と比べるとやっぱだいぶアレというかハチャメチャ感たっぷりだけど(まじめにツッコめばひどいです)、でもそのハチャメチャ感がいい映画かどうかはともかく普通におもしろかった。この時代の香港映画の特徴なのか、とにかくいろいろてんこ盛りで楽しいなあと。次から次へと小ネタが出てきてほんと楽しいシーンがいっぱい。

あと、おもしろいのは、悪い敵をやっつけて終わるってストーリーなのに、イケメン主人公が戦いでまったく活躍しないってところだよね(パート1もそうだったと思うけど)。イケメン主人公は基本おろおろしてるだけで、むっさいおじさん道士に助けてもらうばかりで。でも、そんなレスリー・チャン大好きです。マッチョになろうともがく『男たちの挽歌』のレスリー・チャンはあんまりって思う自分は。

あと、テーマ曲もいいんだよね。パート1と同じだと思うけど。ちゃんとおぼえてたってことは記憶に残る曲だったってことだよな、と。あと、おじさん道士の「道道道道道・・・」って曲もおぼえてた。

そんなわけで、次はパート3をみるわけですが、どうでしょう。昔の記憶だと「ひどいなあ」という感想だったのですが、さて。

なんか『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー 3』まで楽しかった。
http://d.hatena.ne.jp/UmeGake/20140920/1411146551