KARAや少女時代やPerfumeのMV/PVがパターン化してしまってるというか...

KARAのビデオについて考えてたんだけど、これはKARAだけでなく少女時代もそうだしPerfumeもそうだなあと。

まあKARAの場合、ダンス系とバラード系で二つの傾向があってまだマシかもだけど(少女時代の最近のバラード系ビデオは去年の二つくらい?)。ダンス系でもバイハピやDameged Ladyでは芝居風やったし、サンサマでは野外遊び映像入れてみたりで新鮮さはあるといえばあるけれど。スタジオから出て外でビデオ撮ってええええってずっと思ってたわけだし。



まあとにかく、KARA以外は細かくチェックしてるわけじゃないのであんま知らないけど、目に入る印象としては、やっぱパターン化されちゃってるような気が。KARA、少女時代、Perfumeあたりのビデオはなんというか「保守的」ってかんじになってきてるなあと。数年前は最先端で「おーっ!」ってさせる目的で作られてたんだろうけど。さすがに何本も何年もやってるとね。

そういう意味ではスピードアップのビデオはおもしろかったと思うけど。ありがちなスタジオ撮影にしては。エレボもおもしろいっちゃおもしろいけど。


というか、これらの三組はやっぱ素材が良すぎる(パフォーマンス等すべてが絵になる)からこそ素材を丁寧に見せるだけで十分すばらしいから「保守的」なビデオでいいのかもしれないなあ、とも。(他のみなさんほとんど知らないくせしてこんなこと書いてすいませんが。)





そもそもビデオの存在意義ってなんぞやって考えると、ミュージックビデオとよぶにしろプロモーションビデオとよぶにしろ結局のところ基本はテレビでの曲紹介の数秒間のために存在するんだろうしなあ、と。オマケとして、ファンの楽しみや音楽チャンネルやネットビデオをそこそこみてるような少数の人たちへのアピールってかんじ?

まあ、売らなきゃ話にならない大衆音楽の「大物」の勝負曲プロモーション用のビデオが「保守的」になるのはしょうがないよなあ、とも。



別に「映像作品」としてどうこうってのを目的にしてるわけじゃないだろうしね。それに、他の人たちのビデオはどうよ?っていうとまあどれも似たりよったりだろうしね(よく知らないくせしてテキトーにこんなこと書いてすいません)。


ちなみにアイドル系のビデオで「映像作品」としておもしろいなって思ったのはSKE48の2本。そして「映像作品」として好きっていってもこれらの曲名すらわからないしなあ。「映像作品」としてっていう自分の評価軸があったとしても、じゃあ実際何度も何度も観たいのは何かとなるとやっぱKARAのビデオだしなあ。



いや、KARAのビデオがもっとおもしろくなってくれると自分としてはうれしいんだけど、自分がおもしろいと思うビデオが音楽ビデオとして適切かというとそれはわからないしなあ、と、まあいろいろ堂々巡りなわけですが。


ついでに、ここ何年かで「映像作品」として好きな音楽ビデオのはこの二つ。


なんか何年も前からこの二つっていってるというか自分の心の健康が不安になるようなビデオですなと何年も前からいってるわけですが。そして、じゃあ、KARAにこういうビデオ作ってほしいかというとまた微妙というか、ちゃんとKARAの5人がたくさんうつってないとヤダよね、と。ただ二つ目のようにワンカットとかはみたいけど。というか、一つ目はむしろドキュメンタリー映画かなんかが主で音楽は従ってかんじだしね。



ちなみに、自分がKARAにハマったキッカケは偶然遭遇したSTEPのビデオです。一発で「うおおおおおおお!」ってなった。曲とKARAに。



余談として、KARAのビデオ紹介の際に24時間だとか48時間だとか言及されること前からあるけど、どうかと思う。いまさらの話だけど。言及してくれってKARA側が書いてることなんだろうけど、なんつーか、下っ端末端労働者の酷使搾取じゃね?アーティスト当事者や名前が残る監督とかはいいだろうけどさ。アメリカなんかじゃ絶対ムリっぽくない?労働者の組合がちゃんとしてそうだから。映画製作等でもそうだけど。