知英さんの「そちらの空は、どんな空ですか?」の今後を予想させていただきます

嘘です。タイトルは大嘘です。

「そちらの空は、どんな空ですか?」
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エピソード1を観ました。とてもいいと思いました。とりあえず、5回観ました。日本語、英語字幕、韓国語字幕、北京語字幕、広東語字幕。とても真面目に作ってあって好感が持てる作品でした。

一点ちょっと気になったのは、ああいう雰囲気の「セーラー服生徒たちと学校シーン」はなんかもう飽きたというかありがちすぎてもういいんじゃないかなあ的な気分にはなりました。日本社会の少女というかセーラー服少女への執着もなんかもうほどほどにした方がってのもありますし。物語上しょうがないのはしょうがないのだろうけど。松風理咲さんはとてもよかったです。


それはそうと、今後の展開ですが、エピソード1がほんのりダークなかんじで終わったんで、今後の展開の妄想が楽しくて楽しくて仕方がないのです。ようするに、エナとリリに香港と山梨(だっけ?)を惨劇の舞台にしてほしいということです。とりあえず、香港の映画会社と山梨(だっけ?)の学校に対して「悪」をなしてほしいなあ、と。戯画的に描かずにエピソード1のかんじでおとなしめの演出で。ごく普通のあのかんじそのままで。エッジのつけ方をしつこくするのと正反対の方向性で。「情念」をしつこく描かず、というか、『異邦人』の「太陽が眩しかったから」的にさらっと(『異邦人』がさらっとしてたかどうかはおぼえてない)。エピソード10くらいまでは余裕でしょ、10でも80分程度だし、とか。

ダークヒーローとしてのエナとリリをみたい。これまでにない新しいダークヒーロー像を知英さんに作ってほしい。

こんなんじゃネスレキットカットのプロモーションにならないなあ、いや、そもそも採算度外視的企画だろうしというか、観る前は作品中でキットカットがアピールされまくるのかなとか思ってたけどエピソード1では全然なかんじだったんで、そのへんおおらかな企画っぽいから大丈夫じゃね?とか無意味なことを思いつつ、「悪」を一つ終える度にキットカット食べるとか、視聴者みんなキットカット食べたくなるぞそれ、とか思ったけど、でもそういう演出だと戯画的すぎて期待する方向性の雰囲気じゃなくなっちゃうよなあ、とかほんと無意味なことグダグダ妄想しております。