MAMMA MIA 歌番組パフォーマンスをすべてみて思ったこと。

『人気歌謡』の映像制作の気合いというかこだわりというかそういうのがすごいなあと。前からそうだったと思うけど、今回のMAMMA MIA 活動であらためて思いました。他の歌番組映像とは全く違うものを作ってやるっていう意思がひしひしと伝わってくる映像でした。

じゃあ、それがうまくいっているか？できあがった映像は良いか？については、まあ、正直よくわかりません。気合い入れすぎてて逆にやりすぎというか、疲れるというか、映像の文法が明らかに違うから慣れてないし。でも新鮮だし、他とかなり違ってて楽しいのはたしかでした。そうきたか、おーそうきたか、っていちいち思わせられながらみました。別に、コンサートDVDのような一発勝負の映像商品を作ってるわけじゃないしね。こういう試行錯誤はすばらしいと思います。

ちなみに、音楽映像のテレビとコンサートDVDにおける文法の違いについていろいろ前から思ってて、視聴者のほとんどがファンではないテレビと視聴者のほとんどがファンであるコンサートDVDでは映像の文法が違う方がいいよね（「商品」としてはね。「アート」としてはまた違った話にもなるかもだけど）、と。で、そういう視点からは、人気歌謡の映像はどうなのだろう？あんまり考えてないんでいまんとこよくわかりません。