ヨンジさんおめでとう!そして、KARAプロジェクト総評というかそんなかんじで。

てゆーか、Episode 6をみますか!と思ったら、水曜ね、アップされてないし。なんなんですか。翻訳が間に合わなかったとか?曲が多いんだからそのへんは字幕いらないじゃん!さくっとやっちゃって出してよ!って思ったわけですが(ちなみに英語字幕は初回以外毎回遅れ気味で完成は金曜あたりだった模様なんで水曜お昼にちゃんと完成してた日本語字幕待ち人は恵まれてた模様)、まあ、お仕事はノロノロ気楽にテキトーにやってくれて全然いいです。大した賃金もらってなさそうな末端労働者はなおさらテキトーでいいですよね。経営者様とかお金持ち様とかは低賃金末端労働者の頑張りに甘えすぎでしょうし。みたいなことを、アメリカでも、というか、アメリカのそこらのお店の末端店員さんとかテキトーすぎwwwwwwwでもそれでいいよね!よく言われるように日本は末端店員さんとかが頑張って働きすぎるからお客さんになれば最高だけど働く側としては要求キツすぎて辛いよね!ブラック企業問題もあるしね!とか思ったわけですが(もちろんアメリカにはネオリベ本家アメリカなりの労働問題がガッツリあるわけですが)、

って話いきなりぶっ飛びすぎましたが。



それで、KARA Project Episode 6 みました。

KARA Project Episode 6
https://www.youtube.com/watch?v=kww0CPeuR8g


まずは司会者。

いや、(キャラの濃い)司会者の話はやめときます。めんどい。


で、ルパン。サイレンで鳥肌でした。2010年のソウルトーキョーミュージックフェスティバルとかいうやつのルパンのイントロすごい好きなんです。映像二種類ありました。

SBS
https://www.youtube.com/watch?v=PgwmYOmfn48
TBS
https://www.youtube.com/watch?v=SvS2boxKBsY

そしてその後の4人の一人一人決めポーズ/顔アップ。については語るのやめとこう。そしてひさびさ、ゴリラダンス(違う)の復活。みたいなかんじでいちいち書いてたらキリないんで全部すっとばしてKARAプロ総評的に。



ユジさん。

キラキラしてました。キュートすぎました。キラキラキュートが番組のスパイスとしてすごい機能してたと思います。ショーケースでのソロダンス、おおおおおおってかんじでした。歌声も素敵だったような気がします。特にRock Uでの歌声が耳に残ってる気がします。今回の最終回でのキラキラっぷりもすばらしかったです。なんか泣けてくるくらいキラキラしてました。



シユンさん。

ゆるゆるふわふわなかんじ、素敵でした。笑顔がほんと素敵。そしていい人そう。シユンさんがいい人じゃなかったらなんかこの世界に対する自分の中の「信頼」がゼロになりそう。そして実は一番笑いをとってたような気が。先生から「おばあさんが来た」的な名言を引き出したというか、序盤の名シーンの一つを作り上げた「Yo!」、オチがよくわからない(編集のせいかもだけど)一人芝居など。そういえば、ショーケースでピカチュウのモノマネやって「大コケ」してた(ということはメタ視点的には「大ウケ」なわけで)というツイートも見た気がする。セルフダイアリーにピカチュウ場面はあったような。



チェギョンさん。

第一話でえらそうな態度のチョン先生から「なんで君に目が行かないんだろう」とかひどいこと言われてましたが、たまプラーザ動画ではとっても目立ってたと思います。ダンスについては全然わかりませんが、たまプラーザ動画、特にSTEPではすごい輝いていたというか、すごい目が行きました。はじけてるかんじがとてもSTEPに合っててすごい素敵でよかったと思います。STEPが二回あって、チェギョンさんの素敵なSTEPを二種類もみれて幸せです。


そして、三人のWe are with youよかったです。



チェウォンさん。

素朴なかんじがとてもいい味でした。そしてティーザーやっぱ謎でした。おもしろいっちゃおもしろかったけど、もうちょっとどうにかならなかったのか、という気はやっぱします。というか、チェウォンさん、なんか親戚のおねえさんってかんじで親近感わきまくりでした。しゃべり方とか。こういうかんじの親戚のおねえさんが実際にいるわけじゃないけど、自分の中での「親戚のおねえさん」イメージでした。



ソジンさん。

なんでもそつなくこなす有能タイプに見えて実はドジっ子さん?疑惑が自分の中で。

たまプラーザ動画いろいろ観て思ったのは、やっぱ人数多いと移動が大変なんだな、と。ごちゃごちゃしちゃって交通渋滞みたいな。

他の人数が多いグループの動きを細かく観察したことないからわからないけど、どうなんでしょう。KARAパフォはポジションチェンジが多かったりメンバー同士の距離が近かったり(これらも他をちゃんと観察してるわけじゃないからわからない)、曲そのものが速かったりするのも(7人だと大変になる)原因だったりするのかな?とか。

他でも書いたんだけど、それでソジンさんが豪快に迷走してるシーンがありました。

1度目のSTEPの2:24あたりから
https://www.youtube.com/watch?v=CZbKAwrc2QA

2度目のSTEPの1:55あたりから(こちらはトラブル)
https://www.youtube.com/watch?v=n1Hdu9LtTsc

ソジンさんがやらかしたんだとは思うけど、もしかしたらチェギョンさんかチェウォンさんのポジショニングが微妙でソジンさんの行く手を遮ってしまった可能性も。

どちらにしろうまいこと危機回避しているとは思うけど、もしソジンさんがやらかしたのなら、なんかソジンさんってもしかしたらドジっ子さんですか?とか思った。なんでもうまくこなしそうな人に見えて実はいろいろやらかしちゃう系の人って可能性も?と。

というか、ソジンさんはやっぱ番組的にはエースだったんだとは思う。ソジンさんの泣き/笑いすべてが番組の柱だったような。



ソミンさん。

英語使用界隈で人気がすごかったような気がします。自分としては、たまプラーザでの雰囲気が好きでした。ロックな雰囲気ありました。髪型のせいかワイルドさも。かっこよかった。そういえば、自己紹介で「おっちょこちょいが魅力」とか言ってたけど、おっちょこちょいっぷりは番組ではあまり出ずでした(気づかなかっただけかもですが)。むしろ有能で使える感ぷんぷんしておりました。

ソミンさんに関しては、というか、ソミンさん、チェギョンさん、シユンさんのピュリティ組はなんかバラバラにしたくないなというか。少なくともソミンさんチェギョンさんのコンビは一緒にいてほしいな、みたいな気分になりました。第一話の序盤ですでに。



新グループ、前に、世界中に膨大で強固なSMファミリーファンがいるSMさんですら女性グループは二つでしかも片方はネグレクトされてて不憫だなあと言われてるようだしみたいなことを書いたし、実際難しいような気はしつつも、みてみたい気持ちはとても強いです。ソミンさんチェギョンさんシユンさんのピュリティ組(というかチェキラブとかいう曲は普通に好きです)、チェウォンさんユジさんの個性派コンビ、そして王道系(だけどもしかしたらドジっ子さん)のソジンさん、なんかわくわくします。




そして、ヨンジさん。

なんというか、世間様的には「正統派」的な印象というかイメージっぽいですが(違ってたらすいません)、自分としては、「変化球」的なキャラで魅力的だなと思ってました。(最終的には、やっぱ大エースってかんじだなって印象にもなりましたけど。)

たまプラーザ動画で、ヨンジさんってなんかほんと独特だなあ、と。ヨンジさんのスタイルがすでにあるというか。ロックなかんじとってもあります。自分としては、KARAはやっぱロックで自由なかんじが肝だと思うから、ヨンジさんの荒削りだけどロックで自由なパフォーマンスすごくいいなと思いました。


あと、ソジンさんは有能に見えて実はドジっ子さん?っていうギャップ系かと思ったのだけど、ヨンジさんの場合はストレートにもしかしてアホの人さん?と。大変失礼でひどいこと書いてますが。すいません。

たまプラーザの自己紹介の雰囲気とか。あと、山野楽器でしたサインとか。アホの人じゃないとあんなサイン書かないよね。いや、あのサイン最高で大傑作だと思いますが。KARAの5人は「基本的には聡明だけど実はアホの人」ってかんじだけど、ヨンジさんはどストレートにアホの人ってかんじで新鮮かも。なんかほんとひどいこと言っちゃってすいませんが、そういうヨンジさんとても好きです。あくまで、カラプロのちょっとの映像だけの印象ですが。


ただ、こういうこと書きながらちょっと自分自身にモヤモヤするのは、たとえば、峰なゆかさんがこうこうこと書いてて、

自己愛とロリコン嫌悪が最高潮に達している今の私は深夜に彼氏に電話をして「こんなにロリコンだらけの世界で今まで気が狂わずに生きてきた私のことを褒めてくれ」と強要したりする。
https://twitter.com/minenayuka/status/461909115426443264

ちなみに私の言うロリコンとは、例え対象が18歳以上女性であったとしても女性の弱さ、愚かさ、コンプレックス、またはそれらを象徴すると勝手に判断したものを利便性において好む男のことで、日本人男性の8割がこれに当たります。
https://twitter.com/minenayuka/status/461904548638900224

まあ、ネット(論壇)の傾向からすればこういうノリは当然のごとく大炎上するわけですが、ロリコンの定義うんぬんの部分はともかく、「女性の弱さ、愚かさ、コンプレックス、またはそれらを象徴すると勝手に判断したものを利便性において好む男」はどうかと思うって感覚はよくわかるし(まあ性差別(ひょっとしたらミソジニー)の一形態ともいえるよね)、「利便性」と表現するかどうかはともかく、「楽しい/エンターテイニング」って思う感性は自分にもあるから、自省する意味でもというか、KARA関係で「アホっぷり」を楽しむにしてもこういう問題意識を自覚しながらにしたいというのはあるよね、と。



で、それはともかく、番組全体の印象。

ギスギスしたガラカメちっくなオーディションからはほど遠いものになってきていますね。「危機」は常に外部(指導陣や審査委員)からもたらされ、7人は手を取り合って支え合って困難に挑む、というストーリーは、「視聴者にどう見られるか」ということまでちゃんと制作陣が計算した上で、作りこまれています。行き当たりばったりのいい加減なものではありません。

DSPメディアのことを悪しざまに言う人は(日韓問わず)多いですけど、これは相当考えて丁寧に企画を練っていますよ。その番組の進め方は、中堅どころの事務所らしくて*1、個人的には好感を持ちました。

1:別の言い方をすれば、「お前らの代わりはいくらでもいる」といったパワハラまがいの「一銭五厘」扱いではなく、一人一人を大事に育てようとしているように見える、ということです。

http://d.hatena.ne.jp/bluetears_osaka/20140612/1402532769


DSP/MBCの番組制作能力/手腕うんぬんについては、自分の知識では全然わからないのでともかく、「「お前らの代わりはいくらでもいる」といったパワハラまがいの「一銭五厘」扱いではなく、一人一人を大事に育てようとしているように見える」はほんとそうで、ほんとよかったというか安心したというか。

こういう方向性が、自分のようなファンではない一般視聴者向けにどうかはわからないけど、自分としては、こういう方向性でよかったとつくづく思います。楽しく明るく和気あいあいってノリでよかった。


パフォーマンスアイドルグループは舞台芸術や映画制作みたいな総合芸術だろうから、ある程度の根性物語的ノリもしょうがないとは思うけど、それでもやっぱできるだけそういうのは見たくないというか。血と汗と涙みたいな話がウケるのはわかるけど、自分としては、あんまいらないです、なので。


それで、KARAプロジェクトでも、もっと厳しく候補者たちを追い込んで泣かせるシーンとかガンガン入れきて「過酷」演出するかと思ったけど、全然たいしたことなくてよかった。

そして、『フルメタル・ジャケット』(全然おぼえてないけどイメージで)みたいのもみたくない。というかこの映画は「皮肉」なわけだけど(おぼえてないけど)、この映画風KARAプロだったら「ベタ」になっちゃうわけだから余計にみたくない。

そういえば、ダンスの先生の女性もキャラがよくて、下士官的というか教育係の軍曹的なキャラづけ可能だったな、と。鬼軍曹じゃなくて暖かい先生ってかんじに全体の印象ではなっててよかった。


それはそれとして、番組中、厳しいことちょっと言われるくらいだけど、お互いをよーく知ってる「身内の先生やスタッフ」からだしね。ちょっと厳しいこと言ったあとに、優しく慰めてるシーンも入ってたし。番組に出てくる「専門家」が「身内の先生やスタッフ」でよかったというか、モロに第三者のリアル専門家が好き放題言うような演出じゃなくてよかったわ。エピソード1で、あ、「専門家」って身内なのね、と安心した。


というか、どういう方向性にしろ「演出過剰」ってかんじじゃなくてよかった。ベビカラさんたちを泣かせるにしろ視聴者様を泣かせるにしろどういう方向性にしろなんにせよ、しつこさはほとんどなくて、とても好感が持てる番組でした。さっぱりしたかんじがとてもよかった。ファンの贔屓目抜きに。